top of page

笹島明夫 (ささじま あきお)

エレクトリック・ギター/アコースティック・ギター/​ジャズ・インストラクター/作曲・編曲家/プロデューサー

 

函館市生まれ 札幌西高校2年生でギターを始め、3年生の時ウェス⋅モンゴメリーのアルバムを聴きジャズに目覚める。23歳の時に札幌で活動中を渡辺貞夫に認められ1年間上京したが、‘77年渡米。‘78からシカゴに住む。‘79第1回シカゴ⋅ジャズフェスティバルに出演。‘81〜85年 ブラジリアン⋅ジャズ⋅グループ Som Brasil に参加、初レコーディング。その後シンガー/ピアニスト ジュディ⋅ロバーツの録音に参加。‘87年にジャズ界の巨人ジョー⋅ヘンダーソンを迎え、初リーダー⋅アルバムAKIOをMuse Recordsより発売、世界的に評価を受ける。歴史に残るジャズ⋅オリジナルの作曲家としても知られるヘンダーソンから作曲力を評価され、ヘンダーソンは晩年まで笹島のオリジナル、Waltz For Evans をレパートリーに加えていた。その後ロン⋅カーターとのデュオ⋅アルバム、ハービーS+ビクター⋅ルイスとのトリオ⋅アルバムを同 Muse Records リリース、さらに評価を高める。ニューヨークにも頻繁に行きBlue Note, Birdland の他、カーネギーホールでも演奏。

 

ヘンダーソンと再び録音したHumpty Dumptyは当時モダンジャスの50枚の名盤の一枚として専門誌に取り上げられた。その後も多くのレコーディング⋅プロジェクトに参加し、2004年にはシンガー、カーラ⋅ヘルムブレクトと、2005年にはロン⋅カーターとの再会セッションを日本M&Iよりリリース。2012年にリリースされたカーラとの再会デュオ⋅アルバムQuiet Intentions (米A.W. TONEGOLD RECORDS)で2014年度グラミー賞の第一投票を通過した。2015年にはビートルズ全集のImages of Lennon McCartney をリリースし好評を博している。近年はジャズギター教育にもさらに力を入れ、2016年に『ジャズギター革命』DVDをスローナ・ミュージックよりリリースした。第2弾は2017年5月中旬リリースされる。

 

これまでに笹島が共演、ツアーを共にした著名プレイヤーのなかにはランディ⋅ブレッカー(tp)、ジミー⋅コブ(ds)、ドン⋅フリードマン(p)バスター⋅ウイリアムス(b)、トミー⋅キャンベル(ds)、エディ⋅ゴメス(b)、ジーン⋅ジャクソン(ds)、パキート⋅ディリベラ(alt,cl,sp)、エディ⋅ヘンダーソン(tp)渡辺貞夫、日野皓正などがいる。

アメリカのジャズ雑誌JAZZ IZ Magazineでの批評
“He displays a style as melodically pointed as Joe Pass
and as clean & uncluttered in its' improvisation as Jim Hall.”
笹島のスタイルは Joe Passのようにメロディの骨格がしっかりしており、その即興はJim Hallのように明確で無駄な音が少ない。
 
アメリカ全国紙USA TODAYの批評家
Neil Tesser
“Guitarist Akio Sasajima plies the jazz mainstream with an understated musicianship; he relies on grace instead of phonied-up pathos,content rather than spectacle…”
ギタリスト笹島明夫は主流ジャズに控えめな音楽性でアプローチし、わざとらしい哀愁の代わりに「華麗さ」、派手さよりも「内容」に重きを置いている。
bottom of page